BroadLine(ブロードライン)

AWSに閉域網経由で接続できる【AWS Direct Connect】

このページは2012年に作成されたものです。
最新のサービス内容についてはBroadLine『AWS接続サービス』のページをご覧ください。
https://www.broadline.ne.jp/service/aws/

  • 株式会社リクルート キーマンズネットに 2012 年 10 月 18 日に掲載された記事より転載
    掲載されておりますサービス内容、料金などは、掲載日または更新日時点のものです。

掲載日: 2012/10/18

AWSをはじめとしたクラウド時代のネットワーク選定は柔軟性がポイント

「資産をできるだけ持ちたくない」「事業継続性(BCP)対策を検討したい」「一定の期間に限定した利用をしたい」などの理由で、クラウドサービスの活用を検討する企業が増えています。

このようにクラウドサービスが広まる中、TOKAIコミュニケーションズでは、2012年10月より、AWS(Amazon Web Service)のユーザ向けにネットワークサービスの提供を開始しました。

サーバやストレージなどのハードウェアに相当していた部分がクラウド化し、柔軟に利用できることのメリット性が高まる中、同じようにネットワークの利用にも柔軟性が求められる時代になってきています。その詳細をレポートします。

  • アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、Amazon EC2 およびAmazon Web Servicesロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

クラウドサービスのメリットは分かっていながら、「セキュリティが担保されていないと…」「増大するデータをスムーズに流せるだろうか…」といった点がハードルとなり、クラウドサービス活用を見送ってきたという企業も確かに多かったのですが、ここにきて、そのハードルも徐々に低いものになっています。

例えば、専用線や広域イーサネットなどの閉域網サービスによる、セキュアな通信手段を使ったクラウドサービスへの接続環境が整ってきたことも、その1つ。日本でも、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を閉域網経由で接続できる「AWS Direct Connect」が、2012年1月より提供開始となったのも一例です。

広帯域に対応した専用線や広域イーサネットだけに、安定した高品質の通信が可能になる点も、クラウドサービス上でやり取りされるデータ量が増大する環境では、大きなメリットになります。

閉域網接続メニューでネットワーク担当者もウレシイ

図:閉域網接続メニューでネットワーク担当者もウレシイ

しかし、その一方で「「AWS」などのクラウドサービスは利用開始もスピーディーだし、利用時間や容量に柔軟性があるのに、閉域網接続の構築には時間がかかるし…」といった声が聞こえてきたのも事実です。

せっかくスピードや柔軟性がメリットのクラウドサービスを利用しようにも、足回りのネットワークが不自由では、ネットワーク担当者はなんとも肩身が狭い状況に陥ってしまうのではないでしょうか。

一方で、こんな声もネットワーク担当者から…

図:一方で、こんな声もネットワーク担当者から…

そこで注目されるのが、2012年10月にAWS パートナーネットワーク(APN)のメンバーであるTOKAIコミュニケーションズから提供開始された「BroadLine(ブロードライン)」による「AWS Direct Connect」への新接続サービスです。

その特長は、
(1)サービス利用開始までがスピーディー ※1
(2)帯域や利用期間を柔軟に選択できる ※2
という2点にあります。

※1 「BroadLine」を既にご利用中のお客様の場合です。
※2 お客様拠点や他のデータセンターなどとを接続する回線サービスには別途定める契約期間がございます。

AWS パートナーネットワーク(APN)とは?

AWS を利用するユーザを支援するためのAWSのパートナープログラム。TOKAIコミュニケーションズは「AWS Direct Connect」の導入支援に注力し、AWSの東京リージョンとユーザ企業のデータセンター、オフィス、コロケーション環境との間のネットワーク回線確立に関する必要な技術情報を提供し、販売/マーケティングをサポートしています。

「BroadLine」による「AWS Direct Connect」への新接続サービス

図:「BroadLine」による「AWS Direct Connect」への新接続サービス

今回のサービス提供にあたり、TOKAIコミュニケーションズでは、「BroadLine」のネットワーク設備をAWS東京リージョンに既に設置済みです。ユーザ企業側の「BroadLine」接続環境が整えば、すぐにAWSへの閉域網接続が可能になるのです。

また、帯域も10Mbpsや100Mbpsといった1Gbps以下から、最大10Gbpsまでのメニューが用意されているので、必要な帯域や予算感に応じて選択が可能です。更に、数ヵ月だけクラウドを使いたいという利用期間の面でもクラウドサービス同様の柔軟性があるのです。

10Mbps~100Mbpsの間の具体的な提供品目(帯域)…ほか

「BroadLine」による「AWS Direct Connect」への接続は、ユーザ企業の拠点からだけでなく、既に利用中のデータセンターや、TOKAIコミュニケーションズのデータセンターからも接続できます。オンプレミス環境とクラウド環境を組み合わせることで、既存環境のバックアップや分散等にも活用できます。

特にTOKAIコミュニケーションズのデータセンターとの接続では、今回紹介した「AWS Direct Connect」への新接続サービス同様、豊富な帯域メニューをそろえています。

図:既存環境と組み合わせて活用可能!

【注目】2013年春 岡山に新データセンターをオープン

BCP・ディザスタリカバリ(DR)サイトを検討する上で重要となる3つのポイント

  1. 災害リスクが少ない
  2. 安定した電力供給と原子力発電所からの距離
  3. 交通の利便性

これらの条件を満たした岡山にデータセンターを開設します。

BCP・DRサイトとして、基幹系業務のプライベートクラウド環境とAWSを融合させたハイブリッドクラウドサービスとしてご利用いただけます。

このページは2012年に作成されたものです。
最新のサービス内容についてはBroadLine『AWS接続サービス』のページをご覧ください。
https://www.broadline.ne.jp/service/aws/